なかなかゆっくりできない働き盛り。カテキンは、ガンの発生を抑え、血中脂質を正常化し、カフェインには、強心・利尿作業などがあることがわかっています。また、緑茶にはビタミンA・B・C・E、ミネラル類(カルシウム・フッ素・亜鉛)などの栄養素も豊富です。しかし、これらはほとんど茶殻に残ってしまう成分なので、もったいない話です。

代表的成分カテキンが
動脈硬化、高血圧を防ぐ
緑茶の成分を代表するものと
いえば、まず「カテキン」で
す。カテキンは血液中のコレ
ステロール濃度を下げるう
え、善玉コレステロールを減
らさず、悪玉コレステロール
(動脈硬化)だけを減らす成
分で、強い血圧降下作用や血
液をさらさらに保ち、血栓を
防止することが知られていま
す。血圧や動脈硬化が気にな
る方は、お茶を丸ごと召し上
がれ。
お茶を飲むことによって
ガンになりにくいって
ホント!?
発ガンのきっかけは、細胞の突然
変異であるといわれています。
お茶に含まれるタンニン・サボニ
ンにはそうした細胞の突然変異を
防ぐ作用があることが知られてい
ます。また、ビタミンEは強い発
ガン物質であるニトロソアミンの
形成を防ぎ、ベータカロテンはガ
ンの原因といわれている活性酸素
を撃退します。さらに、カテキン
は揚げ物の油等の酸化を防いで、
過酸化物の摂取によるガンの発生
を抑えます。「緑茶の生産地の方
は、多くのお茶を飲むためガンで
死亡する人が少ない」という報告
もあります。



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